四十肩・五十肩

四十肩・五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」という疾患群のことで、肩関節の周囲に起こる炎症のことを指します。

人間の肩関節はとても広い範囲を動かせるようになっていますが、その分だけ構造は非常に複雑です。肩関節は肩甲骨と上腕骨が接続していて、周囲には多くの筋肉や腱（筋肉が骨に付着する部分）、関節をスムーズに動かすための一種の潤滑液の入った滑液包などがあります。そのため、炎症が起こりやすい部分が非常に多いといえます。四十肩・五十肩は中高年に多く起こりますが、原因は明らかにされていません。外傷や特別な病気がないのに発症します。

当院には、四十肩・五十肩でお悩みの方を改善に導いている事例が数多くあります。
四十肩・五十肩の根本の原因は姿勢不良と身体全体の歪みです。

四十肩・五十肩は痛みや動きの制限が出始めた頃（急性期）は安静が第一です。
しかし、慢性期を迎える頃には積極的に動かしていく必要があります。

炎症を取り除き、関節の働きを正常に戻すことが大切です。

なぜなら、動かさないでいると肩関節の可動域が制限されたまま固まってしまったり、痛みが数年続いたりすることがあるからです。

このページをご覧になり、現在の悩みを解決したいあなたは、色々な施術を受けてこられたと思います。
電気、マッサージ、注射、湿布、痛み止めの薬など、しかし本当に良くなったでしょうか？
痛み止めなど、その場の痛みは和らいだかもしれませんが結局痛みが繰り返し、痛みが治まってきた頃には動きが悪くなって動かすことが辛い。出来ない。そんな方がとても多いです。

ではなぜそのような方が多いのでしょうか？

それは、肩の痛みだからと肩ばかり見て対処をしているからです。　たしかに、四十肩・五十肩といっても原因は様々で、運良く効果があり改善された方もいらっしゃいます。
しかし、多くの方が長年辛い思いをしているのも現実です。
そのような方の場合、本当の原因にアプローチできていない事がほとんどです。

人の身体は繋がっています。姿勢の崩れ、骨盤や背骨の動き、股関節や頸の動きなど、様々な関節の動きが連動し肩も動きます。その為、肩の状態だけでなく全身から見てアプローチしていくことが重要になります。

生活習慣は？環境は？運動歴は？そのような事も含め、全体から突き止める事で今の症状の原因を突き止める事が可能なのです。

また、「痛みが無くなった＝治った」と思い正常な動きが出ないまま放置してしまうこともあるからです。

もしあなたが四十肩・五十肩でお悩みでしたら、お気軽に当院までご相談ください。